エム・ソフト

リアルタイム映像合成システム「RayBrid KeyMaker」を発売

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リアルタイム映像合成システム「RayBrid KeyMaker」を発売

株式会社エム・ソフト(東京都台東区、代表取締役:飯田 昌宏)は 、クロマキーを使わずに、通常のスタジオセットで高度な演出を可能にするリアルタイム映像合成システム「RayBrid KeyMaker(レイブリッド キーメーカー)」を2019年11月11日に発売します。
 
「RayBrid KeyMaker」は、距離センサーと映像処理技術により、クロマキーセットを使わずに前景と背景の分離と映像合成を行うシステムです。従来の動画合成に求められるグリーンバックやブルーバックは必要なく、一般的なスタジオセットを活かした演出を実現します。
リアルタイムに映像の分離・合成を行うため、ニュース番組など生放送での利用も可能です。
 

エム・ソフトは、これまで映像処理技術「RayBrid Matte Maker(レイブリッド マットメーカー)」や「動画切り抜き.com」により、数多くのTV・映画作品に携わってきました。
(代表作:「仮面ライダーシリーズ」「スーパー戦隊シリーズ」「信長協奏曲」「暗殺教室」「進撃の巨人」等)
 
このたび、これまでに培った映像処理技術を駆使し、映像のリアルタイム合成を実現し、幅広いお客様にご利用頂けるシステム「RayBrid KeyMaker」の提供を開始することとなりました。
 
製品紹介(動画あり): https://www.msoft.co.jp/service/keymaker.html
 
【特徴】
■既存のスタジオセット内で合成が可能
従来のクロマキーによる映像合成システムは、色によって背景の分離を行うため、専用のグリーンバック・ブルーバックスクリーンが必要です。
また、そのスクリーンを置き換える背景用CGの準備が必須であることも大きな負担となっています。
「RayBrid KeyMaker」は、カメラからの距離によって背景を分離するため、単色のスクリーンをセットする必要がなく、通常のスタジオでの映像合成が可能です。
既存のセットをそのまま活かして、人物などの前後に映像を合成することで、演出上必要な素材を準備するだけで、番組制作が可能です。
 

■簡単な準備とオペレーション
簡単・スピーディーに使えるシナリオ編集機能や、外部コントローラーによる距離調整・シナリオ送りなど、小人数での運用が可能です。
既存のスタジオ設備(カメラ・レンズ・照明等)で運用可能なため、制作体制への影響は最小限に、映像合成による表現が大きく広がります。
 

■生放送番組、収録番組の両方に対応
背景分離と映像合成を同時・リアルタイムに行うことで、「RayBrid KeyMaker」は、生放送に対応しています。
また、収録の場合は、フィル・キー信号出力にも対応しているため、オフライン~オンラインのワークフローに組み込むことで、より複雑な表現も実現できます。
 
 
【InterBEE2019出展】
「Inter BEE 2019」のキヤノンブースにて、「RayBrid KeyMaker」を展示します。
 
名 称:2019年国際放送機器展
    International Broadcast Equipment Exhibition 2019
    (略称:Inter BEE 2019)
会 期:11月13日(水)~ 15日(金)
会 場:幕張メッセ  キヤノンブース(ホール4 / 小間番号4314)
入 場:無料(入場登録制)
Webサイト: http://www.inter-bee.com/ja/
 

2019.11.08